今日も雨。ジェノヴァではメルカート・オリエンターレという市場を見てみたいのだが、日曜なので休みのようだ。なので出かける気も起きず、そもそも体調も万全では無いのでダラダラと過ごす。
日曜の午後になるとスーパーが閉まってしまうかもしれないので、昼頃に買い物に出かける。
パン等の食料のほかに、プロシュットと呼ばれる生ハムと、プロセッコというスプマンテ(スパークリングワイン)を購入。名前がややこしい。
プロシュットはブロックからスライスしてもらって、100gで確か2ユーロ強。プロセッコは200ml×4本セットで5.7ユーロ。この組み合わせが美味いとどこかで読んだので、ぜひ試してみたかった。貧乏旅行者には贅沢品だけど、日本で買うよりは安そうだし。
プロシュットはなんともコクのあるまったりとした塩気で、食感も「ねっとり」と言ったら大げさかもしれないけれど湿度のあるしっとりとした歯触りで美味い。プロセッコは本当は冷蔵庫でキリッと冷やしたいところだけど無いので、窓の外に置いて少し冷やしてから飲む。こちらも美味しいのだが、サッパリとしてがぶがぶと飲めてしまうので危険だ。
風邪だというのに昼間から飲んでしまい、そのせいか体調は特に回復せず。
夕食はレストランで食べようかと思って外に出るが、やはりちゃんと食事をする気になるような体調じゃないので、ケバブを買って帰る。
その時に少し夜の街を散歩。旧市街は家族連れが歩く健全な路地と、薄暗い怪しい路地が入り乱れていて面白い。